第4回札幌大会をオンラインで開催しました!


2021年10月3日(日) 第4回 U-16プログラミングコンテスト札幌大会を開催しました。新型コロナウィルス対策のため、対戦や展示はオンラインで、運営は配信拠点で行うハイブリット形式です。

Zoom には、競技部門22名、作品部門2名の参加者たちと、引率の先生、付き添いの保護者、そして運営が集まり、その様子は YouTube で配信されました。
運営チーム6名は、平岸駅のそばにある T-Rise に集合し、ソーシャルディスタンスを保ち、定期的に消毒・換気を行いながら、対戦演出、配信などを行いました。また、千葉、仙台、室蘭、札幌などからもリモートで5名が運営に携わりました。

競技部門

例年通り、午前は予選を実施しました。22名の登録者による 事前送付のプログラムと bot を対戦させ、その点数で午後からのトーナメント順位を決めました。
午後からの決勝トーナメントでは、対決する様子にプログラムの質の高さに感嘆の声がきこえました。今年は、22名もの登録があり、そのひとつひとつが素晴らしいプログラムのため、その動きに手に汗を握り、歓声をおくりました。
札幌での U-16プロコンは4年目となりました。今年のスタッフには、第1回大会に高校1年生で出場した猪俣さんが大学生となって参加。実況を務めていました。プロコンの芽が着実に育ち、芽吹いているのを、毎年感じることができて、運営一同とても感動しています。

作品部門

作品部門には、2作品が集まりました。野村さんは Unity で作った Android クリッカーゲーム。山川さんは、COZMO (AIロボット) を使ったじゃんけんゲームです。どちらも、素晴らしい作品ですので、ぜひ、展示をご覧になってください。
第4回作品部門応募作品の展示

競技部門結果

優勝 市毛 大渡 さん 札幌南高等学校
準優勝 田邉 瞬 さん 札幌日本大学中学校
第3位 藤田 響 さん 苫小牧工業高等専門学校
審判長特別賞 須貝 蒼大 さん 札幌日本大学中学校
特別奨励賞* 菊地 咲幸 さん 札幌市立幌東小学校
* 大会終了後に実行委員会で協議した結果、小学2年生という札幌大会史上最年少での競技部門への挑戦、予選5位タイ通過の実績を勘案し、特別奨励賞を授与することとしました

作品部門結果

金賞 野村 一護 さん 帯広市立光南小学校
審査員特別賞 山川 義弘 さん 札幌市立ひばりが丘小学校

至らない点もあったかと思いますが、ご協力くださった参加者、関係者のみなさまのおかげで滞りなく開催することができました。皆さまのご厚意に心から感謝いたします。

札幌圏の小学生、中学生のみなさん。2022年は、U-16プロコンに参加してみませんか?
また、今年が最後の参加となった、高校1年生のみなさん、わたしたちと一緒に、U-16プロコンを運営してみませんか?
U-16プロコン札幌大会事務局 u16procon-sapporo[at]local.or.jp までお気軽にご連絡ください。

来年は会場でみなさんにお会いできることを、運営一同心から願っております。

競技部門 学校別参加登録数

  • 札幌市立幌東小学校 1名
  • 札幌市立厚別北中学校 1名
  • 札幌市立柏中学校 1名
  • 札幌市立啓明中学校 1名
  • 札幌市立幌東中学校 1名
  • 札幌市立向陵中学校 1名
  • 札幌市立栄南中学校 3名
  • 札幌市立福移中学校 1名
  • 札幌市立北辰中学校 1名
  • 札幌日本大学中学校 2名
  • 北海道教育大学附属札幌中学校 1名
  • 札幌日本大学高等学校 2名
  • 札幌龍谷学園高等学校 3名
  • 苫小牧工業高等専門学校 1名
  • ヒューマンキャンパス高等学校 1名
  • 北海道札幌南高等学校 1名

作品部門 学校別参加登録数

  • 帯広市立光南小学校 1名
  • 札幌市立ひばりが丘小学校 1名

第4回札幌大会作品部門展示

第4回 U-16プログラミングコンテスト作品部門参加者

1. 山川 義弘 さん (小2)

2. 野村 一護 さん (小5)

第4回 U-16プログラミングコンテスト作品部門展示

※ 各作品のコメントは、作者からのコメントを一部抜粋して掲載しています

作品名 COZMO (ロボット) のじゃんけん
作者 山川 義弘 (ヤマカワ ヨシヒロ)
札幌市立ひばりが丘小学校 (小学2年)

  • COZMOとじゃんけんをするゲームです。ルールは、3回しょうぶで、かちまけをきめます。後出しは、できません。
  • COZMOはらん数でじぶんの手をきめます。自分はキューブで手をきめます。らん数で、自分の出したばんごうとCOZMOの出したばんごうをくらべて、かちまけはんていをします。
  • くふうしたところ:COZMOがまけたりかったりしたとき、せんようのアクションをする。
  • むずかしかったところ:もしあいこだったりかったりしたら、さいごかった回数多かったほうのしょうり、二人ずつ一回かって一回あいこだったら、ひきわけというプログラムをつくるのがむずかしかった。

作品名 Jewel Clicker【ジュエルクリッカー】
作者 野村 一護 (ノムラ イチゴ)
帯広市立光南小学校 (小学5年)

Jewel Clikerはクリッカーゲームです。
画面をクリック、もしくはタップするとジュエルがたまります。
ジュエル数は上に表示されます。
下には3つのボタンがあります。

  • 「レベルアップ」
    レベルアップでは、1. 1クリックで生産できるジュエル数 2. アプリ起動中に毎秒生産できるジュエル
    この二つをレベルアップすることができます。
  • 「加工品作成」
    加工品作成では、ジュエルを使用してアクセサリーや王冠を作成できます。
  • 「現在の商品棚」
    加工品作成で作成した商品は、現在の商品棚に並べられます。
    商品棚に並べられた商品は、レートによって売却金額が変わります。
    レートは毎日0時に変わります。
    売却金額は、[売却する商品の作成ジュエル] × 現在のレートです。