第11回 U-16プログラミングコンテスト 北海道大会が開催されました

2024年11月23日(土)、第11回 U-16プログラミングコンテスト北海道大会が釧路で開催されました。北海道大会には、札幌大会競技部門から
優勝 瀧 健歩さん、準優勝 田邉 瞬さん、第3位 五十嵐 蒼太さん、第4位 橘 郁海さん の4名が進出しました。

北海道大会に向け、Discordで交流しつつプログラムの改良をしたり、切磋琢磨している様子が伝わってきていました。
また、釧路では初めての北海道大会開催であり、U16プロコンOBを中心とした釧路高専のメンバーが中心となって運営されました。
札幌大会からは、瀧さんと橘さんが会場の釧路観光国際交流センターから、田邊さんと五十嵐さんがオンラインで参戦しました。

会場にリーグ戦で行われる予選の組み合わせ表が配布されました。

最初のハートリーグに参戦するのは、五十嵐さんです。
対戦の様子はこちら
https://x.com/kumikumitm/status/1860189886738993279

ハートリーグ1位は釧路の藤村さん。そして、札幌の五十嵐さんが2位で決勝トーナメント出場です。

クローバーリークには、現地にいる橘さんが挑戦です。
対戦の様子はこちら
https://x.com/kumikumitm/status/1860199052849348621

クローバーリーグ1位は旭川の片岡さん、2位は函館の本谷さん。
短期間の間に目覚ましい成長をみせた橘さんも、厚い層の選手たちを相手にとても善戦しました!

スペードリーグには、札幌大会優勝の瀧さんが参戦します!
対戦の様子はこちら
https://x.com/kumikumitm/status/1860206611521999044

スペードリーグ1位は札幌の瀧さん!2位は釧路の白石さんとなりました。

最終のダイヤリーグは、札幌からは準優勝の田邉さんが出場!
対戦の様子はこちら
https://x.com/kumikumitm/status/1860225608195940704

ダイヤリーグ1位は釧路の尾ノ内さん、2位は札幌の田邉さんです!

決勝トーナメント組み合わせ

札幌3位の五十嵐さんは、旭川1位の片岡さんと、札幌1位の瀧さんは、函館3位の本谷さんと、札幌2位の田邉さんは釧路1位の藤村さんとの対戦となりました。最終的には、全員がベスト8にとどまる結果となりましたが、札幌勢のプログラムはどれも素晴らしい出来のものでした。そこは胸を張って誇ってほしいというのが、札幌大会実行委員長の八巻からのコメントです。

出場者を中心に、釧路運営関係者

当日の”X post”まとめ
https://togetter.com/li/2470212

今大会での、札幌大会出身選手の戦績は以下の通りです。
・瀧 健歩 さん さん ベスト8
・田邉 瞬 さん ベスト8
・五十嵐 蒼太 さん ベスト8
・橘 郁海 さん ベスト16

北海道大会という舞台で自作のプログラムを用いて対戦する経験は、単に技術力を試すだけにとどまらず、同じ志を持つ仲間と出会い、互いに刺激し合う貴重な機会となります。この体験を通じて、プログラミングスキルだけでなく、コミュニケーション能力も大きく向上することでしょう。
自分のアイデアを形にし、その過程を楽しみながら挑戦する姿勢を培っていくことは、これからの成長において非常に重要です。今後も新たな才能がこの大会で輝き、さらに多くの若い力が活躍する姿を楽しみにしています。

最後に、北海道大会の運営にご尽力いただきました釧路をはじめ関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
来年は札幌が北海道大会の運営・開催を予定しておりますので、ぜひ多くの皆さんにご参加いただければと思います。 また、OBOGの皆さんも、ぜひ運営に携わってください。一緒に大会を盛り上げていきましょう。

第7回U-16プロコン札幌大会を開催しました!

2024年11月4日(月)に 札幌市産業振興センター セミナールームA にて、第7回U-16プログラミングコンテスト札幌大会を開催しました。

今年もオンサイトでの開催が実現。会場には競技部門、作品部門の参加者に加え、多数の見学者も訪れました。
また、Zoomによるオンライン接続とTwitch配信を行い、遠隔地からも多数の参加がありました。

競技部門

競技部門は中学2年生から高校1年生まで、9名の申し込みがありましたが、様々な事情が重なり当日の参加は4名でした。
今年は、参加者すべてが北海道大会へ出場できる人数となっていますが、CHaserの特徴をよく研究し、高度に作りこまれたプログラムばかりとなりました。
対戦数は少ないものの、うならせられるような場面も多く すばらしい戦いでした。

また、今年もOBの姿が会場にありました。
第1回大会の優勝者である藤田さんが実況を務め、さらにマップの作成も担当してくれました。
第1回大会準優勝の井上さんは、大学で取り組まれている、このプロコンでインスパイアされた研究を持って見学に来てくれました。
U16プロコン札幌大会OB、OGの皆さん、どんどん遊びに来てくださいね。

ご挨拶


午後の作品部門スタートに先立って、U16プロコン札幌大会顧問の佐藤先生より、リモートにてご挨拶をいただきました。
「プログラミングは世界の幸せを作るすばらしい道具です。この大会だけではなく、様々な場面での活用を目指して、これからも歩んでいってください」とのことでした。

作品部門

作品部門は小学1年生から高校1年生まで、5名の参加がありました。
どの作品も独創性と創意工夫に溢れており、コンピューターグラフィックやオンライン対戦型ゲームなど、幅広い作品が披露されました。

また、作品紹介コーナーでは、実際に実行委員長が作品に触れてデモを行ったのですが、すっかりハマって遊ぶ姿が確認されました。

当日の模様と作品の詳細は、U-16プロコンさっぽろ新聞2024年号 にも掲載しています。あわせてご参照ください。

競技部門結果

優勝 瀧 健歩 さん 北海道札幌北高等学校
準優勝 田邉 瞬 さん 札幌日本大学高等学校
第3位 五十嵐 蒼太 さん 札幌日本大学中学校
第4位 橘 郁海 さん 札幌龍谷学園高等学校
審判長特別賞 五十嵐 蒼太 さん 札幌日本大学中学校

作品部門結果

金賞 早苗 稜真 さん 帯広大谷高等学校
審査員特別賞 四戸 一期 さん 札幌市立札苗中学校
審査員特別賞 磯谷 朋希 さん 札幌市立厚別中学校
奨励賞 中田 逸希 さん 札幌市立豊園小学校
奨励賞 磯谷 明莉 さん 札幌市立厚別東小学校

参加者のみなさま、関係者のみなさまのおかげで、無事に大会を開催することができました。
ご協力、ご厚意に心より感謝申し上げます。

札幌圏の小学生、中学生のみなさん、U-16プロコンに参加してみませんか?
また、今年が最後の参加となった、高校1年生のみなさん、わたしたちと一緒に、U-16プロコンを運営してみませんか?
U-16プロコン札幌大会事務局 u16procon-sapporo[at]local.or.jp までお気軽にご連絡ください。

来年もみなさんにお会いできることを、運営一同心から願っております。

U-16プロコン札幌大会の顧問に佐藤正範先生 (北海道教育大学) が就任されました

顧問 佐藤正範先生
U-16札幌大会顧問 佐藤正範先生

U-16プログラミングコンテスト札幌大会の顧問に佐藤正範先生 (北海道教育大学) が就任されました

ご挨拶

北海道教育大学の佐藤正範(のり先生)です。
身の回りでは、コンピュータがたくさん使われています。テレビにもスマホにも洗濯機にも小さなコンピュータが使われていますが、それを制御しているのがプログラミングです。
最近は小学校の授業でもプログラミングに触れるような機会が増えましたが、世界には様々な言語があるようにプログラミングにもJavaやPython、C言語やScratch等たくさんの言語があります。
様々なプログラミング言語に触れる事は、よりコンピュータを理解することに繋がる重要な学びです。
U-16プログラミングコンテストが学校や企業などの多くの方に支えられ、継続的にプログラミングを楽しんでコンピュータを理解する場を提供している事は素晴らしい事だと思います。
勢いそのままに第6回目の開催もたくさんの児童生徒が白熱する大会となるよう応援しています。

第5回札幌大会をオンラインで開催しました!


2022年11月27日(日) 第5回 U-16プログラミングコンテスト札幌大会を開催しました。今年も対戦や展示はオンラインで、運営は配信拠点で行うハイブリット形式で、感染対策をとって開催しました。

Zoom には、競技部門11名、作品部門4名の参加者たちと、引率の先生、付き添いの保護者、そして運営が集まり、その様子は YouTube で配信されました。当日、体調不良などの理由で数名の辞退があったことをお知らせしておきます。


運営チーム7名は、平岸駅のそばにある T-Rise に集合し、ソーシャルディスタンスを保ち、定期的に消毒・換気を行いながら、対戦演出、配信などを行いました。また、札幌市内からもリモートで2名が運営に携わりました。
札幌での U-16プロコンは5年目となりました。今年のスタッフには、第1回大会で優勝の藤田さんと、第4回大会で優勝の市毛さんが2人で実況を務めてくれました。OB(高校2年生)となったU16プロコン経験者が運営に積極的に参加してくれていることに、一同とても感動しています。

競技部門

例年通り、午前は予選を実施しました。11名の登録者による 事前送付のプログラムと bot を対戦させ、その点数で午後からのトーナメント順位を決めました。
午後からの決勝トーナメントでは、対決する様子にプログラムの質の高さに感嘆の声がきこえました。今年も、ひとつひとつが素晴らしいプログラムで、その動きに手に汗を握り、歓声をおくりました。

作品部門

作品部門には、4作品が集まりました。伊藤さんは 「秒速牧場」と題し、Scratch で作った育成ゲーム。浅利さんは Scratch で作った、元素クイズ。湊さんは架空国の政府ウェブサイト。野村さんは Unity で作った Android ゲーム。どれも、素晴らしい作品ですので、ぜひ、展示をご覧になってください。
第5回作品部門応募作品の展示

作品部門総評
今回は、4作品の参加がありましたが、どの作品もレベルが高く、甲乙つけがたい完成度でした。
金賞の『Maturi.Zip』 (野村 一護さん) は、Unity で作られた作品の中に含まれている5つのミニゲームすべての完成度が高かったのが驚きでした。
特別賞の『元素クイズ』 (浅利 虎太郎さん) は、ゲームとして面白いだけではなく、ゲームの実装でも工夫や努力の形跡が見られました。
奨励賞を受賞した『秒速牧場』 (伊藤 奏太さん) は、やりこみ要素が高いゲームになっていたのが印象に残りました。
同じく奨励賞を受賞した『北明国政府公式ウェブサイト』 (湊 乙太さん) は、デザインが素晴らしいだけではなく、ページ数が多いサイトを構築する困難さも乗り越えたのが素晴らしかったです。
繰り返しになりますが、どの作品も大変レベルが高いものでした。
今後、他の言語の学習や、スマホアプリやウェッブアプリでのリリース、デザインの知識習得なども視野に入れながら、新しい作品を作り続けてほしいと思っています。

第5回 U-16プログラミングコンテスト札幌大会 作品部門審査員長
北海道情報大学 情報メディア学部 情報メディア学科 准教授 湯村 翼 先生

競技部門結果

優勝 田邉 瞬 さん 札幌日本大学中学校
準優勝 瀧 健歩 さん 札幌市立栄南中学校
第3位 四戸 一期 さん 札幌市立札苗中学校
第4位 鷲尾 尚哉 さん 札幌市立栄南中学校
審判長特別賞 須貝 蒼大 さん 札幌日本大学中学校

作品部門結果

金賞 野村 一護 さん 帯広市立光南小学校
審査員特別賞 浅利 虎太郎 さん 札幌市立栄南中学校
奨励賞 伊藤 奏太 さん 芽室町立芽室中学校
奨励賞 湊 乙太 さん 札幌市立福移中学校

当日の模様は、U-16プロコンさっぽろ新聞2022年号 にも掲載しています。
あわせてご参照ください。

参加者のみなさま、関係者のみなさまのおかげで滞りなく開催することができました。ご協力、ご厚意に心より感謝しております。

札幌圏の小学生、中学生のみなさん。2023年は、U-16プロコンに参加してみませんか?
また、今年が最後の参加となった、高校1年生のみなさん、わたしたちと一緒に、U-16プロコンを運営してみませんか?
U-16プロコン札幌大会事務局 u16procon-sapporo[at]local.or.jp までお気軽にご連絡ください。

来年は会場でみなさんにお会いできることを、運営一同心から願っております。

競技部門 学校別参加登録数

  • 札幌市立幌東小学校 1名
  • 札幌市立厚別北中学校 1名
  • 札幌市立栄南中学校 2名
  • 札幌市立札苗中学校 1名
  • 札幌市立札苗北中学校 1名
  • 札幌市立伏見中学校 1名
  • 札幌日本大学中学校 2名
  • 札幌日本大学高等学校 1名
  • 札幌龍谷学園高等学校 1名

作品部門 学校別参加登録数

  • 帯広市立光南小学校 1名
  • 札幌市立栄南中学校 1名
  • 札幌市立福移中学校 1名
  • 芽室町立芽室中学校 1名

第5回札幌大会作品部門展示

第5回 U-16プログラミングコンテスト作品部門参加者

1. 伊藤 奏太 さん (中3)

2. 浅利 虎太郎 さん (中2)

3. 湊 乙太 さん (中2)

4. 野村 一護 さん (小6)

第5回 U-16プログラミングコンテスト作品部門展示

※ 各作品のコメントは、作者からのコメントを一部抜粋して掲載しています

作品名 秒速牧場
作者 伊藤 奏太 (イトウ ソウタ)
芽室町立芽室中学校 (中学3年)

このゲームは、不思議な牧場の管理を任された主人公が、一日が数秒で終わってしまう中、牧場を管理していくゲームです。工夫したところは、見やすいように、プログラムを定義して、分けていたことです。

<ゲームシステム>

  • ゲームがスタートしたら、まず土(四角いブロック)にアイテム「たね袋」を使います。
  • そのあと、適度に水と肥料をやります。
  • 時間がたつと、芽が出てきて、実がなります。
  • 実がなっている状態で、作物に触れると収穫できます。
  • 収穫後は出荷箱に触れることで出荷でき、作物の品質に応じたお金(バル)がもらえます。
  • 5月になるとゲーム終了です。
  • 最後に金額が表示されます。みんなで金額を競い合いましょう。(スコアアタック)

作品名 元素クイズ
作者 浅利 虎太郎 (アサリ コタロウ)
札幌市立栄南中学校 (中学2年)

元素クイズには
・元素記号から名前を当てる
・元素番号から名前を当てる
・名前から元素記号を当てる
の三つの種類のクイズがあり、『元素記号ギャラリー』では、周期表で知らない元素記号などを調べられます。
クイズでは・上り・下り・ランダムの三種類の順番を選べます。
全118のすべての元素を問題に出しました。
すべて答えた後に正答数・不正答数・一言コメントがあります。
このプログラムを作った理由は学校で元素記号を覚えられなかったときに、単語カードを使っているときに思いつきました。

作品名 北明国政府公式ウェブサイト
作者 湊 乙太 (ミナト イッタ)
札幌市立福移中学校 (中学2年)

日本から東に700km、太平洋上に位置する架空国家・北明国(ほくみんこく)。
今まで内閣と各省庁のウェブサイトは別々に分かれていたのだが、このたび合併することに。
公用語は日本語と中国語。
ですが謎に英語とマケドニア語でも見れます。
ローディング画面などのjavascriptなどを設定するのもがんばりました。

作品名 Maturi.Zip
作者 野村 一護 (ノムラ イチゴ)
帯広市立光南小学校 (小学6年)

お祭りゲームを5種類作り、景品を交換できるようにしました。射的と交換の仕組みを作るのに苦労しました。

第8回 U-16プログラミングコンテスト 北海道大会 レポート

2021年11月3日(水・祝)、U16プログラミングコンテスト 旭川大会・北海道大会が開催されました。北海道大会には、札幌大会競技部門 優勝の市毛さん、準優勝 田邉さん 3位 藤田さんの3名が参加しました。

北海道大会に向けて、これまで札幌勢では選手たちのDiscordサーバー内で有志による練習対戦会が開かれるなど選手同士切磋琢磨している様子が見られ、盛り上がりを感じました。北海道大会の直前までプログラムの改良を重ね、札幌大会から戦術を大きく変更した選手もいたようです。


札幌大会からの参加者は午後の本戦からの参加となります。全道各地の大会を勝ち抜いた猛者が集まっているので、良い動きを見せるプログラムばかりだったように思います。

札幌大会勢の初戦は藤田さんでした。札幌大会から戦略を変更し、探索に重きを置いたプログラムにしたようです。視界に入ったアイテムをとり逃さない着実な動きを見せ、無事に1回戦を突破しました。藤田さんは札幌大会の第1回から参加している古参組で、プログラムのアップグレードを重ねてこの大会に望んでいます。

札幌大会準優勝の田邉さんはシードにより二回戦からの参戦。前半戦はPUTの射程圏内に入った相手を確実に咎め、安定した動きを見せました。後半戦も逆転を許さず、アイテム回収をしっかり行い、ベスト8進出となりました。田邉さんは前述の練習対戦会の主催者でもあり、この大会に寄せる思いの強さが感じられます。試合でも実力をしっかり発揮していきました。

続いて、藤田さんの第二回戦。札幌、函館の上位入賞者同士の戦いということで、序盤からお互い譲らない探索能力を見せていました。しかし、運悪く藤田さんの移動先に相手が待ち構えておりPUT負けを許してしまいました。このルールにおいて探索スピードと移動先の安全確保はトレードオフです。探索速度優先の戦略を採用した藤田さんもこの試合展開は覚悟していたでしょうが、これは悔しい。後半戦で挽回しようとするも後一歩届かず、惜しくも敗退となりました。

札幌大会優勝者、市毛さんの初試合はかなり白熱した展開となりました。
前半戦、市毛さんのプログラムは探索途中に相手の射程に入ってしまい、7点差をつけられてしまいます。かなり苦しい展開となりました。が、市毛さん後半戦で札幌優勝者の意地を見せつけます。探索性能の差で圧倒し、後半戦だけで12点差をつけてまさかの逆転勝利。前半で運悪く背負った不利を実力で覆す展開はドラマチックでした。

休憩を挟み、準々決勝に入ります。
ひとまわり小さく、相手と接敵しやすい「バトルマップ」と呼ばれる戦場での対戦となります。札幌大会ではこの形のマップは採用されておらず、札幌勢は戸惑う展開に。
田邉さんは1勝1敗で善戦するも、5点差で惜しくも敗退。まだ来年以降も参加できる年齢なので、悔しさをバネに頑張って次回も参加して欲しいですね。

ここからは市毛さんの対戦を札幌勢の皆で観戦する形になり、ボイスチャットもつないでワイワイ応援していました。
前半戦、斜め先にいる対戦相手への回避を誤ってしまい、またも前半で大きく不利をつくる展開に。狭いMAPで7点差を覆すのは難しく思えましたが、後半戦で安定したアイテム回収を重ね、射程に飛び込んだ相手を逃さずにPUT勝ち。またも逆転勝利を決め、会場からは拍手があがっていました。逆境に強いですね。勝負強さもCHaserには大切なのかもしれません。

その後、市毛さんは準決勝で惜しくも敗れたものの、三位決定戦に勝利し、表彰台にのぼる結果に!旭川、釧路、函館、札幌から強者が集う大会で、札幌大会から入賞者が出ることは非常に嬉しいですね。来年がある選手たちの刺激にもなることでしょう。

今大会での、札幌大会出身選手の戦績は以下の通りです。

・市毛 大渡 さん 3位
・田邉 瞬 さん ベスト8
・藤田 響 さん ベスト16

全道大会という大きな舞台で、自分の書いたプログラムを披露する経験はなかなか貴重なものだと思います。大会の全体講評でも述べられていましたが、この体験はCHaser内で完結するものではないでしょう。アルゴリズムを自分で考えて実装したり、同じ問題に取り組む同世代の友達と議論を交わしたりする経験は、大会の外でも強力な効果を発揮するものです。今回奮闘した3名はIT人材の卵として、これからも北海道の情報分野を盛り上げていって欲しいですね。来年度以降も、新たな若い人材にスポットライトが当たることを期待しています。

最後になりますが、旭川大会及び北海道大会の運営に携わってくださいました関係者の皆様、今回はありがとうございました。来年度以降もよろしくお願いします。

レポーター:札幌大会実行委員 LOCAL学生部 猪俣晴生 (千歳科学技術大学 1年)

第8回北海道大会が開催されます 第4回札幌大会 賞品・参加賞を送付しました

札幌大会の上位3名は、2021年11月3日午後 旭川にて開催される北海道大会へ出場します。昨年に引き続き、今年も新型コロナ対策のため現地に行くのは札幌大会実行委員のみとなります。
競技の様子はYouTubeにて配信されますので、ぜひご覧ください!
応援よろしくお願いします!!
詳細は、U-16プロコン旭川大会のサイトでご確認ください。

第4回副賞
第4回副賞・参加賞

入賞者への賞状、副賞は10月16日に発送しました。原則として、賞状は所属されている学校の学校長宛に、賞品はご指定の場所へとお送りしました。また、参加賞は10月29日に希望者宛に発送しました。
希望の連絡をしたにもかかわらず、現時点で未着の場合は実行委員会までご連絡ください。

賞状、賞品に同封した U16プロコンさっぽろ だより 2021年号 (2021/10 U16プロコン札幌実行委員会発行)はこちらになります。
U16プロコンさっぽろ だより 2021年号

第4回札幌大会をオンラインで開催しました!


2021年10月3日(日) 第4回 U-16プログラミングコンテスト札幌大会を開催しました。新型コロナウィルス対策のため、対戦や展示はオンラインで、運営は配信拠点で行うハイブリット形式です。

Zoom には、競技部門22名、作品部門2名の参加者たちと、引率の先生、付き添いの保護者、そして運営が集まり、その様子は YouTube で配信されました。
運営チーム6名は、平岸駅のそばにある T-Rise に集合し、ソーシャルディスタンスを保ち、定期的に消毒・換気を行いながら、対戦演出、配信などを行いました。また、千葉、仙台、室蘭、札幌などからもリモートで5名が運営に携わりました。

競技部門

例年通り、午前は予選を実施しました。22名の登録者による 事前送付のプログラムと bot を対戦させ、その点数で午後からのトーナメント順位を決めました。
午後からの決勝トーナメントでは、対決する様子にプログラムの質の高さに感嘆の声がきこえました。今年は、22名もの登録があり、そのひとつひとつが素晴らしいプログラムのため、その動きに手に汗を握り、歓声をおくりました。
札幌での U-16プロコンは4年目となりました。今年のスタッフには、第1回大会に高校1年生で出場した猪俣さんが大学生となって参加。実況を務めていました。プロコンの芽が着実に育ち、芽吹いているのを、毎年感じることができて、運営一同とても感動しています。

作品部門

作品部門には、2作品が集まりました。野村さんは Unity で作った Android クリッカーゲーム。山川さんは、COZMO (AIロボット) を使ったじゃんけんゲームです。どちらも、素晴らしい作品ですので、ぜひ、展示をご覧になってください。
第4回作品部門応募作品の展示

競技部門結果

優勝 市毛 大渡 さん 札幌南高等学校
準優勝 田邉 瞬 さん 札幌日本大学中学校
第3位 藤田 響 さん 苫小牧工業高等専門学校
審判長特別賞 須貝 蒼大 さん 札幌日本大学中学校
特別奨励賞* 菊地 咲幸 さん 札幌市立幌東小学校
* 大会終了後に実行委員会で協議した結果、小学2年生という札幌大会史上最年少での競技部門への挑戦、予選5位タイ通過の実績を勘案し、特別奨励賞を授与することとしました

作品部門結果

金賞 野村 一護 さん 帯広市立光南小学校
審査員特別賞 山川 義弘 さん 札幌市立ひばりが丘小学校

至らない点もあったかと思いますが、ご協力くださった参加者、関係者のみなさまのおかげで滞りなく開催することができました。皆さまのご厚意に心から感謝いたします。

札幌圏の小学生、中学生のみなさん。2022年は、U-16プロコンに参加してみませんか?
また、今年が最後の参加となった、高校1年生のみなさん、わたしたちと一緒に、U-16プロコンを運営してみませんか?
U-16プロコン札幌大会事務局 u16procon-sapporo[at]local.or.jp までお気軽にご連絡ください。

来年は会場でみなさんにお会いできることを、運営一同心から願っております。

競技部門 学校別参加登録数

  • 札幌市立幌東小学校 1名
  • 札幌市立厚別北中学校 1名
  • 札幌市立柏中学校 1名
  • 札幌市立啓明中学校 1名
  • 札幌市立幌東中学校 1名
  • 札幌市立向陵中学校 1名
  • 札幌市立栄南中学校 3名
  • 札幌市立福移中学校 1名
  • 札幌市立北辰中学校 1名
  • 札幌日本大学中学校 2名
  • 北海道教育大学附属札幌中学校 1名
  • 札幌日本大学高等学校 2名
  • 札幌龍谷学園高等学校 3名
  • 苫小牧工業高等専門学校 1名
  • ヒューマンキャンパス高等学校 1名
  • 北海道札幌南高等学校 1名

作品部門 学校別参加登録数

  • 帯広市立光南小学校 1名
  • 札幌市立ひばりが丘小学校 1名

第4回札幌大会作品部門展示

第4回 U-16プログラミングコンテスト作品部門参加者

1. 山川 義弘 さん (小2)

2. 野村 一護 さん (小5)

第4回 U-16プログラミングコンテスト作品部門展示

※ 各作品のコメントは、作者からのコメントを一部抜粋して掲載しています

作品名 COZMO (ロボット) のじゃんけん
作者 山川 義弘 (ヤマカワ ヨシヒロ)
札幌市立ひばりが丘小学校 (小学2年)

  • COZMOとじゃんけんをするゲームです。ルールは、3回しょうぶで、かちまけをきめます。後出しは、できません。
  • COZMOはらん数でじぶんの手をきめます。自分はキューブで手をきめます。らん数で、自分の出したばんごうとCOZMOの出したばんごうをくらべて、かちまけはんていをします。
  • くふうしたところ:COZMOがまけたりかったりしたとき、せんようのアクションをする。
  • むずかしかったところ:もしあいこだったりかったりしたら、さいごかった回数多かったほうのしょうり、二人ずつ一回かって一回あいこだったら、ひきわけというプログラムをつくるのがむずかしかった。

作品名 Jewel Clicker【ジュエルクリッカー】
作者 野村 一護 (ノムラ イチゴ)
帯広市立光南小学校 (小学5年)

Jewel Clikerはクリッカーゲームです。
画面をクリック、もしくはタップするとジュエルがたまります。
ジュエル数は上に表示されます。
下には3つのボタンがあります。

  • 「レベルアップ」
    レベルアップでは、1. 1クリックで生産できるジュエル数 2. アプリ起動中に毎秒生産できるジュエル
    この二つをレベルアップすることができます。
  • 「加工品作成」
    加工品作成では、ジュエルを使用してアクセサリーや王冠を作成できます。
  • 「現在の商品棚」
    加工品作成で作成した商品は、現在の商品棚に並べられます。
    商品棚に並べられた商品は、レートによって売却金額が変わります。
    レートは毎日0時に変わります。
    売却金額は、[売却する商品の作成ジュエル] × 現在のレートです。

第3回札幌大会および第7回北海道大会優勝の菊地さんが【BCN ITジュニアU-16賞 2021】を受賞されました!

菊地 結翔 さん 札幌日本大学中学校
菊地さん、BCN ITジュニア U-16賞の受賞おめでとうございます!

2021年1月22日、東京・品川インターシティにて、「BCN ITジュニア賞 2021」の表彰式がオンラインで開催されました。(主催:NPO法人ITジュニア育成交流協会 共催:BCN)

賞状と記念品

BCN ITジュニア U-16賞 の表彰式では、U-15/U-16プログラミングコンテストの「北海道大会」「山梨大会」「長野大会」「三重大会」「和歌山大会」「阿南大会」「愛媛大会」「福岡大会」の優勝者10名が表彰されました。みなさん、おめでとうございます!
「北海道大会」優勝の 菊地 結翔 さんは第3回札幌大会にて優勝、そして「函館大会」「札幌大会」「旭川大会」「富良野大会」「釧路大会」の上位4名ずつが対戦した第7回北海道大会でも優勝を勝ち取りました。

ちなみに、決勝戦は札幌大会第4位の鎌田さんとの対戦でした。第7回 U-16プログラミングコンテスト 北海道大会 レポートを、どうぞご覧ください。

NPO法人ITジュニア育成交流協会さまのサイトより